プロフィール

ごあいさつ

 名も知らない自然豊かな田舎へ移住し、人生で初めてハーブとその香りに出逢い、それが「アロマセラピー」であると知ったのは田舎暮らし10年が過ぎて、母が癌闘病の末、旅立った後でした。母の3回忌が明けた頃、友人にも癌がみつかり、母へ十分に出来なかった看病の悔いが日毎に募っていたこともあり、友人の闘病生活を送る様子を見て、看病をしてあげたいと心から思ったことが、アロマセラピストを目指す最初のきっかけとなりました。

 アロマセラピストとなり、サロンを開業をして、美山の春夏秋冬を20回以上体験してきましたが、同じ季節でも毎年違い、同じ季節は二度とないことを知りました。アロマを追求していくうちに自然との繋がりが深いこと、自然界に癒されることを日々気づかされます。日本の中で茅葺民家が一番多く現存している美山町は、まさに「日本むかしばなし」の世界のような本物の田舎。1年を通してどの季節の、どんな天気の日に訪れても絵になる美山町。田舎は不便であるという、ちっぽけな不安を吹き飛ばし、あっという間に美山町での20年以上の時が経ち、未だに感動する毎日を過ごしています。 同じ植物の香りを嗅いでも、その時の感じ方は毎回違い、心身に働きかけてくれる効果も時として違うのがアロマセラピー。「美山の感動」の時間を少しでもお客様へ発見してもらうことが、もう一つの癒やしの施しでもあり、当店は心を込めて自然界のエネルギーと一緒にアロマセラピーによる、手当てとおもてなしをご提供しています。 これまでも、そして、これからもアロマセラピーの魅力や効果を広く、一人一人にあった伝え方をして行きたいと、様々な切り口からアプローチする挑戦をしております。

私の足元に咲いていた1輪の小さな野の花は、
忘れていた大切なことを私に教えてくれました。

ご遠方のお客様には、季節ごとに足を運んでいただき、近隣のお客様にはカフェで一息、お茶をする感覚で気軽に通っていただける安らぎのサロンとして、ご愛顧いただけると幸いです。 

                                   / 店主 林陽子

プロフィール

林陽子宣材写真

林 陽子/ Yoko Hayashi

大阪府出身。短大(英文学科)卒業後は、某商社へ就職。就職先では経理事務に従事する。結婚を経て就職して5年半後に、夫の脱サラ&田舎暮らしの決心に合わせる形で退職する。移住後すぐ、鶴ケ岡地区にある㈱フレグランスカントリー美山で経理事務員として採用されるが、それまでに全く縁のなかったハーブを知り初めて携わる。アロマセラピストへの道を歩み始めたのは美山暮らし10年目を迎えた年。京都市内のサロンへ往復4時間を通勤にかける毎日を12年間続け、念願の美山町の地で自宅サロンを開業。